Overcooked! All You Can Eat攻略難易度メモ

Overcooked!(以下オバク)に今更ドハマりした。

複数人で遊ぶのが人気だが、一人でやるストーリーモードというのもなかなかほどよい難易度で楽しい。が、難しさがまちまちで人を選ぶものもあるので、攻略したキャンペーンがどれくらいの難易度だったか個人の感想を書いておく。Twitterなどは埋もれてしまうので、こういう時はブログが便利である。

断りの無い限りソロ難易度を指すので、複数人でやると違った感想になる場合もあると思われる。また初代と2と数個のDLC(バースデー、満たされぬもの、大群、南国)を終わらせたところで執筆を始めたので、うろ覚えで物を言ってるキャンペーンもあり、異論が出ることもあるかと思われる。あらかじめご了承。

★の数はオススメ度。オバクにならい最大値は4。

 

 

Overcooked!(初代):★★★☆

全30ステージ。

★3もそれなりに難しいが★4が飛び抜けて難しく、ひとつ乗り越える度に人間の可能性を感じられた。調理はシンプル寄りだが「2」のように食材投げができないのが不便で、予告のない地割れ・分断などやや理不尽なギミックが多め。間違いなく極め甲斐はあるのだが、洗礼に耐えられるかは人によるという感じ。

執筆時点で6-1と5-4の★4が未だ獲れていない。

獲れました。

 

Overcooked! 2:★★★☆

全45ステージ。

★3がかなり簡単になっていたので、最適化があんまりできないまま次のステージに進んでしまう設計は初代と比べるとあんまり良くない点かなと思った。★4はしっかり難しめ。調理は投げアクションの追加もありバリエーション豊富で面白いという印象。

ただし隠しステージであるケビンがことごとく爽快感に欠ける設計で、フラストレーションを溜めさせられた。それ以外のレバー操作、浮き沈みする床、道を塞ぐ火辺りもかなりウザかったので、その辺の不快指数は初代とどっこいどっこいかも。

普通~オススメ寄りのステージが多いが、全部やろうとすると45ステージというボリュームがやや過剰でだれるかもしれない。

執筆時点で3-2と3-4の★4が未だ獲れていない。

獲れました。

 

世界料理フェスティバル:★★☆☆

全10ステージ。

まさかまだDLCが追加されるとは思っていなかったのでびっくり。

肝心の中身は、カオスカーニバルのようなごった煮系。説明が無いので過去DLCをやっていないと困惑する部分があるかもしれない。難易度は、★4含めびっくりするほどぬるい。新ギミックの箱組み立てやウーバーは正直活かし切れていないなと感じた。余計な大移動をしなければならない盤面が多く、ややストレスフル。スコア難易度の設計がちゃんとしてればもう少し好評だったかも。

段差を駆け上がる時に机や壁に接触すると手に持っている物を放してしまうバグと、ウーバーの箱に食材を連続で投げると食材のアイコンだけが残るバグが気になった。

 

Overcookedバースデーパーティー:★★★☆

全5ステージ。

★4含めさほど苦戦した記憶はないが、蒸し物やケーキなどのやや複雑な調理を要求される。テレポートギミックの意図(どう活用してほしいのか)がイマイチ読み取れず、最適解の動きが分かりにくいのでやきもきする。オススメ寄りだがイチオシとまではいかない。

 

満たされぬものの目覚め:★★★☆

全7ステージ。

★3難易度はさほどでもなく、★4は簡単なステージもあれば難しいステージもあり、ムラがあるが、激烈に難しいものはない。

面白い寄りのステージが揃っているが、浮き沈みする床・ネズミ・道を塞ぐ火などの不快ギミックもちらほら。複雑な調理を要求されることが多いので、食材の整理に四苦八苦させられた。ややオススメ寄りくらいの評価。

 

スパイスでお祭り騒ぎ:★★★★

全8ステージ。初代DLCなので食材投げが使えない。

★3から難しく、★4はさらに難しい、初代を踏襲した難易度設計。余計な小細工がほぼなく、最適化の真剣勝負なので個人的評価は高い。

バーナー(遠距離から調理する持ち物系ギミック)の判定がどこにあるのかよく分からなかったのがマイナス点と言えばマイナス点。

★4埋め未着手。

 

失われし究極の一品:★☆☆☆

全6ステージ。初代DLCなので食材投げが使えない。

モタモタしたギミック、ひたすらに走りを要求されるステージ、工夫の余地がないステージ、ソロでやるとただただつまらない踏みスイッチ、何が面白いのか分からない調理器具のテレポートなど、初代Overcooked!の悪いところ詰め合わせみたいなキャンペーン。個人的には今までで一番面白みがなく、わざわざやる必要はないと思った。

クリア時点でハイスコアが★4条件のスコアを全ステージで満たしていたので、★4埋めもしない予定。

 

お月見:★★☆☆

全5ステージ。

一度通ったら一定時間通れない消える床ギミックがテーマ。それ以外に見どころは特に無し。可もなく不可もない。

★3は簡単で、★4もそんなに難しくはないのではなかろうか。

★4埋め未着手。

 

太陽が出た、バンズが出た:★★★★

全5ステージ。

★3も★4も簡単め。サクっと遊べて楽しいギミックが揃っており、高評価。

必要な食材と調理の過程が複雑なのがちょっと大変なところ。

 

楽しい春祭り:★★★★

全5ステージ。

★3難易度も★4難易度もまあまあ。後半に龍(通行人)ギミックで困らされたが、食材カットを中断されるような悪質なものでもなかったので、おおむね良くできたステージ設計でその名に違わず楽しく遊べた。オススメ。

 

冬のワンダーランド:★★★★

通常3ステージ、大群2ステージ、全5ステージ。

他のDLCにも出てきた要素が寄せ集まって登場するお祭り的なキャンペーン。いや、このキャンペーンが初出のものもあるのかもしれないが、順番的にこれが後だったし、なんか公式の順番もアップデート順に並んでいないようなので、よく分からない。

★3も★4も簡単。取っつきやすくオススメ。

 

カオスカーニバル:★★★★

全15ステージ(内ケビン3)。

他のキャンペーンで出てきたギミックが節操なく出てくる、真にお祭り的なキャンペーン。国王のテキストからしてもこれが最後のDLCだったのではなかろうかと思うが、実際のところはよく知らない。

大体のステージで欲しいところに欲しい調理器具(まな板、鍋、洗い場etc.)があり、オーダーに合わせて動きを最適化することに注力できるのが高評価。ケビンにも改善点が見られ、さほどイライラはしなかった。

★3はそこそこの歯応え、★4はかなりギリギリの難易度調整がされており、初代を彷彿とさせる絶妙な難易度設計になっていた。かなり完成度の高いキャンペーンだったと評させてもらいたい。

 

飢えて怒れる大群の夜:★★★★

通常12ステージ(内ケビン3)、大群8ステージ、全20ステージ。

通常ステージはそこそこ質の良いものが揃っていた記憶。★4はやっぱり難しい。石炭で窯全体の調理速度を上げるシステムがやや分かりにくく、なおかつ最適化の障壁になるかもしれない。

こちらにもオバク2にあったケビンステージがあるが、やっぱり意図が読みにくく変なステージという感想。特にケビン2ソロは気が狂うかと思った。

大群ステージはまさかのタワーディフェンス。面白いのだが、(特に最終ステージは)結構な長丁場で、忙しさもあいまってソロでやると指がくたびれる。

 

キャンプでファイヤー!アウトドアパック:★★☆☆

全15ステージ、内ケビン(隠し)3ステージ。

★3難易度は簡単~難しめのものまでムラがある。★4も簡単~難しめで様々。

薪、バックパックといったギミックはまあまあ面白いが、調理中の食材が流されるステージがあったり、ランダム要素のあるステージには眉をひそめた。スモアとモーニングプレートの判定が他の調理器具に比べてガバガバで、調理済みのプレートの下に皿が潜り込んだりする事象がたびたび起こったのも少し気になった。

ただ、ケビンがそんなに不快なステージではなかったのは評価点。

 

旧正月:★★★★

全7ステージ。「楽しい春祭り」の続編的なキャンペーン。

★3難易度は緩めで、★4も1-1だけ苦戦したがあとは割かしすんなり。龍(通行人)のギミックもさほど苛立たしいものではなく、オススメ。

 

ケビンのクリスマスクラッカー:★★★☆

全5ステージ。

★3も★4もそれなりの難易度。イライラするギミック自体はほとんど無く、ステージの少なさもあって取っつきやすくはあった。

一方で上手い動きが分からないままだったり、調理に手間のかかるオーダーが多かったりして、遊びやすさは秀でているが楽しさという意味では他の高評価のキャンペーンに劣るかなと思ったので、この評価。

 

南国ぎゅぎゅっとバカンスパック:★★☆☆

全13ステージ(内ケビン1)。

水鉄砲で皿や器を洗うシステムは面白いが、通行人・水没・津波などの理不尽ギミック、レバー・ふいご・足を取られるコンベアなどの煩雑なギミックのあるステージが多く、不評寄り。