ズブの素人がテトリス99で勝つ

テトリス99でテト1を5,6回獲ったので、ここらで学んだことをいっちょまえにブログにする。
正直まだまだ素人なので適当言ったりするが、便宜を図るために断言の形を採る。話半分に見て欲しい。

【初級編】作戦を知る

スティックで変更できる作戦。ゲーム中で仕様は説明されないので、ここで学んでおく。

「ランダム」は任意の相手に攻撃する。慣れるまで特に使わない。
「とどめうち」は死にそうな相手に攻撃する。とりあえずはこれにしておくといい。
「バッジねらい」はバッジを持っている相手に攻撃する。自分が大火力を送れる自信がある時に使うんだと思う。私自身はまだまともに使ったことがない。

ここでバッジについて補足しておく。多分最初は1人1個持っていて、倒すと相手の持っているバッジを奪える。5個集めると自分の火力が25%上昇し、(だから3個とか持ってるだけじゃ意味がない)最大で100%、すなわち2倍まで火力が上がる。

最後になったが「カウンター」は自分を狙っている相手に攻撃する。狙われれば狙われるほど攻撃力が上がるテトリス99の仕様上、たくさんの人に狙われている時に使うと効果的。

【中級編】積み方を知る

最初はどうしても端を空けて細長いIミノによる4列消し(テトリス)を狙ってしまうが、そうそう上手くテトリスが続けられるわけでもないので、手数を増やしたい。

「REN」という、連続で列を消すほど火力が上がるテトリスの仕様がある。そこで、端から数列を空けて高くミノ(今更だがミノとは降ってくるあのブロックのこと)を積み上げておいて、適当な頃合いを見て次々に消していく手法が効果的だ。ちまちまとテトリスを送るより瞬間火力が高く、簡単にできる。
慣れてくると、敵の攻めによってせり上がったお邪魔ミノを連続で消していく、いわゆる「掘りREN」も火力を出すひとつの方法になる。

とにもかくにも、「消せる列」を意識して作って偏らせない、そして消す時は一気に、というのが大切だ。

もうひとつ、「T-spin」という技がある。これは(比較的)体得が難しいのでここで詳しくは言わないし、自分も全然できないのだが、T字型のミノは狭い空洞にはめて消すことで火力を上げることができる。
Tミノだけでなく、Sミノ・Zミノ・Jミノ・Lミノ辺りは意外と色んな隙間に入れることができる。うっかりミノの置き方を間違えてしまったとき、これらのミノでリカバリーが利かないか少し考えることは有益だ。

最後に、「Back-to-Back」という技についても少しだけ話す。
4列消し(テトリス)とT-spinはなかなか連発できる技ではないが、これらを連発できると技術点として少しだけ火力が上がるのだ。
連発と言っても、テトリスをしてからしばらくミノを積み上げて、またテトリスをする、みたいな形でもOKなので、中央の1列を空ける「中空け」という手法でテトリスとT-spinを連発させる光景は動画なんかでよく見る。

【上級編】立ち回りを知る

さて、大体の作戦を知ってテトリス以外の戦い方を知ったので、最後にテトリス99特有の戦法を知ろう。とはいえ、この辺はすぐに実践に移すのも難しいし、結局テトリス99を遊び続けるうちに学ぶことでもあるので、特に気にしなくても良い。

〜火力を送るタイミング〜

火力を作ってすぐ送るのもいいが、送った後で他の誰かに大火力を送られると割とピンチになる。また、火力というのは消した順番に送られてくるが、相殺は消せる列のぶんだけ一気に消える。
つまり、1列・6列という順番で火力が送られてきて、こっちが3列だけ消したりすると、4列分の火力が残ってしまう。それなら、1列はそのまま受けて、その間に作った火力で5列消す方が被害は少ない。
また、自分が狙われていると分かっているなら、少し攻撃を遅らせて相殺を狙ったりすると、上手く立ち回れることも多い。特に人数が少なくなってからは有用だ。

〜作戦をもっと知る〜

「カウンター」はたくさんの人に狙われている時に効果的だと先ほど述べたが、例えば3人に狙われている時にカウンターにすると、実は相手の内のひとりは5人に狙われていて、半端ない火力で返り討ちにされてしまった、みたいなことは割とある。お前がカウンターを狙うとき、向こうもまたカウンターを狙っているのだ。
なので、もし処理できない量の火力が送られてきたら、素直に「とどめうち」や「ランダム」に変えることも大切だ。この辺の判断は難しいが、上手くできるようになりたいところでもある。

また、「とどめうち」は便利ではあるが、ピンチ「っぽく見えるだけ」の相手も狙ってしまう。とどめうちのターゲットを集めて、カウンターで一網打尽にする戦法を取っている人間もいたりするので、とどめうちで狙った相手がこちらを狙ってきた(にらみ合いの状態になった)時は要注意。ターゲットの変更を検討しよう。



この辺りを意識すると、60回に1回くらいテト1が獲れるので、まずはこの辺りをマスターして、そこから「テンプレ」と呼ばれているテクニカルな組み方を学べばよいのではなかろうか。